・ 預け先はどこがいいかな
・ 費用も気になる
犬猫を飼われている方で、預けることに悩んでいる方は結構多いんじゃないでしょうか?
結婚や出産、遠方への出張、引越し、病気、ケガなど、長い人生の中では様々なイベントや出来事が起こります。
そんな時、どうしても犬猫のお世話が出来ない期間が生じてしまうことは仕方ありません。
ここではそんな悩みを解決する預け先として、4つご紹介します。
まずは預ける期間がどのくらいになるのかを元に、預け先を考えていきましょう。
飼い主も犬も猫も安心できる預け先がきっと見つかるはずです。
預けようとしている期間はどのくらいなのか?
長期のお預けといっても1週間なのか、1ヶ月なのそれともそれ以上なのかによって、預け先は検討したほうがいいですね。
なぜなら預ける期間が長くなるほど、犬猫が生活する環境への配慮と費用がかさむみますから。。。
多くの方が「お金はどんな時でも気になる最優先事項」ですよね。
ほかには、その子の性格を把握していればより良い選択も出来ちゃいます。
以下に主な預け先と、その比較を表にしてみました。
ペット | ペット | ペット版 | 家族、 | |
長期お預け | ○ | △ | △ | ○ |
お預け費用 | △ | × | △ | ○ |
ペットにとっての環境 | △ | ○ | ○ | △ |
探しやすさ | ○ | △ | × | ○ |
*適しているものには「○」そうでないものには「×」で表示しています
ペットが安心して過ごせる預け先4つ、相場費用も
一覧からも分かるように、預け先にはそれぞれ特徴がありますね。
その特徴をもう少し詳しく、そしてそれぞれの費用の相場をご紹介します。
ペットホテル
長期お預け対応力
特に預ける日数を気にすることなく預けられるのが強みですね。
預かることを専門とする施設なので融通が利くところが多いです。
ただし、数ヶ月単位のお預けを想定している場合にはしっかりと相談しましょう。
預かり中の体調不良時の対応や、後々のトラブルにならないための保証についてなどは特に話し合っておくべき重要な項目になります。
料金
ペットホテルの相場は幅が広いです。
3,000円~7,000円
【猫】
2,000円~5,000円
この理由として、サービスの質と提供地域による差が大きいでしょう。
ペットホテルに限った話じゃないので当然と言われれば納得です。
行き届いたサービス、安心リラックスできる最高の環境であればそれ相応のお金がかかるりますし、周りの同業他社と比較して飛び抜けた料金設定していれば経営は難しくなってしまいますからね。
また犬の場合は、小型犬~大型犬でも料金は変わってくるのも忘れずに。
それとここでは長期預かりに焦点を絞っていますので、長期預かり割引なんてものもあったりしますのでチェックしてみてください。
環境
環境に関しては大きく分けて2タイプあります。
- ケージ
- 個室
おおくはケージタイプでの預かりになるでしょう。
「狭くてかわいそう」
といった意見はあるでしょうが、個室タイプは当然料金は高めです。
それに加えて、用意しているペットホテルも少数派になりますので探すのに一苦労しそうです。
ただ今回は「長期預かり」なので、できる限りストレスの少ない環境でといった飼い主の気持ちもあるでしょう。
多くのペットホテルは、決まった時間に散歩もしくは運動出来るスペースで遊ばせる、といったサービス内容ですが、他には日中はフリースペースで他の預かり犬と自由に動き回れ、就寝の時にはケージへといった環境を持つペットホテルもあります。
ですから、ケージや個室タイプだけにとらわれず、一日の生活スケジュールはどうなっているのか確認してみてください。
ペットシッター
ペットシッターとはどんなものか、よく分からない方に簡単に説明しておきます。
ペットシッターと呼ばれるペットをお世話してくれる方が、飼い主の代わりに自宅で留守番中のペットの世話をしてくれるサービスのことです。
人で言うなれば「家政婦さん」のようなものです。
飼い主が自宅にいなければ、合鍵を渡してお世話の時にのみ入ってもらう形になります。
長期お預け対応力
長い預かりでも対応してくれるでしょう。
ただ一日中家でお世話をしてくれるものではなく、基本は時間単位での依頼になります。
ペットシッターは個人でやっている方もいるので、そこは要相談ですね。
料金
初めて利用する場合には、これに加えて登録料がかかります。
また交通費も別途必要になることも覚えておきたいです。
1人のペットシッターを時間単位で拘束する訳ですから、ペットホテルに比べるともちろん高くなります。
長期預かりを想定している今回は、少し分が悪いですね。
環境
環境に関しては、「いつもの自宅」です笑
なので、犬よりは猫に向いているサービスですね。
環境に懐く猫にとって、環境の変化はかなりのストレスです。
であれば、自宅で食事やトイレのお世話させしてもらえればOKと考えるのは間違っていないと思います。
散歩も必要ないので、ネックとなる時間単位の料金負担も軽減されます。
逆に犬の長期預かりには向いてないサービスかもしれません。
ペット版民泊
ペット版民泊とはどういったサービスなのかを説明します。
ペット版民泊はもちろん正式な名称ではなく、サービス内容を分かりやすく伝えるために付けた名称です。
名前の通り、ペットをお世話してくれる方(ホストと呼ばれます)の自宅に預けるサービスです。
民泊の人気の流れから来たペット版ですね。
まだ新しいサービスなので、展開しているのはDogHuggy(ドッグハギー)という会社が提供している一部の地域となります。
平成28年に同じ形態のPadHolicという会社もできたようです。
長期お預け対応力
長期預かりサービスの中で、一番向いているのではないでしょうか。
ホストと一緒に過ごす期間が長ければ、その子の性格を理解してお世話も楽になるし、預ける側からしても安心ですしね。
料金
DogHuggyを元に調べた結果、ホストごとに料金は変わるものの平均して「5,300円」とのことです。
ペットホテルと料金の面で大差ないうえに、夜間もホストの方が一緒というのは心強いですね。
環境
相性のいいホストが見つかれば、犬も猫もまるで元々そこに住んでいたかのようにリラックスできるでしょうし、24時間ホストの目が届いています。
事前にしっかりとホストの方と面談をし、お世話になるお家をペットと共に訪れておけば、より安心感が増しますね。
家族、知り合い
家族、友人、知人に預かってくれる人がいれば、一番手っ取り早いですね。
預ける相手がどんな人なのか分かっているから安心もありますし、連絡のやり取りも楽チン。
ただ犬猫を飼った経験がない場合には考えないといけませんね。
預かってみたものの、食事やトイレ、散歩、鳴き声、ニオイ、などが原因で「無理でした!」
では困ってしまいますからね。
長期お預け対応力
完全に相手の都合次第になってしまいますが、家族なら融通は利きやすいですね。
友人、知人にお願いする場合には、しっかり預ける期間中のスケジュールを聞いておくのを忘れずに!
出張があるとか旅行を計画しているとかあると、預ける側も預かる側もペットもみんなが困る結果になりますから注意しましょう。
料金
実質タダ。
必要なのは、預け中のフードや猫砂、トリミングなど生活に関わる費用です。
概算でいいので必要な費用を計算して渡しておけば、相手も快く引き受けてくれますね!
環境
相手の住居がそのままペットの生活環境となります。
犬猫の飼育経験者であれば、壊されたり汚されたり、危険そうなものは取り除いたりできますが、飼育経験がない人に預けることになれば、注意事項を箇条書きにでもして説明しておいたほうが無難です。
起こりそうなトラブルに予防策を講じておくのは鉄則ですよ!
長期預けの際に気をつけるべきこと
長期預けとなると、お預け期間中にさまざまな問題が起きることも考えられます。
- 脱走
- ストレス
- 病気
- ケガ
- 死
特に、老犬・老猫であれば体調を崩すことは想定しておくべきです。
そもそも健康なペットしか預かってくれない所も多いかと思います。
いずれにしても「何か」あった時の対応は、しっかりと預け先に確認をとっておいてください。
逆に、緊急対応について細かく確認を取ってこない、いい加減なところは信用できませんので要注意です。
まとめ
今回は長期の預け先に焦点を絞って紹介しました。
ペットホテル一択の時代は終わり、今回はホテルを含めて4つ紹介しました。
それぞれ一長一短ありますので、特徴を表にまとめて一覧にしましたので気になる方は今一度確認してみてください。